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ドーン・オブ・ザ・デッド -- Endingと映像の美学
評価:
ジェイムズ・ガン
ポニーキャニオン
¥ 2,560
(2004-11-05)
コメント:ゾンビ映画の巨匠、A・ロメロの代表作をリメイクした作品。 リメイク物はうまくいかない、という定説を覆し、本家を凌ぐおぞましさと映像美学で「ゾンビ映画とはかくあるべき」と示した良作。

「ドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)」

サラ・ポーリー演じる主人公のサラは、病院での仕事(看護士)を終え、帰宅。

帰宅した集合住宅街。
近所の女の子とたわいのない会話を交わし、その後は夫と愛をかわす。

何気ない日常。

その夜、帰宅途中でたわいもない会話を交わしていた女の子が、大けがをした
状態でサラの家の寝室に入ってくる。。

ここから状況は一変し、平穏な空気は崩れ、住宅街も町も、そして全米が荒れ放題に
成っていく。。。

生きている人間となんとか知り合う事が出来たサラは、仲間の導きで
ショッピングモールに立てこもり、逃げ仰せた人間を迎え入れていく。

しかし、食料や水分の減少、そして軍隊の壊滅状態の悪い知らせ、さらには仲間内での亀裂。

攻めの姿勢をみせ、武器を準備し、仲間の一人が持つというボートで脱出すべく
今は安全と見られるショッピングモールを捨てるが、、、

@@

ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督が1978年に製作した
「ゾンビ」のリメイク作品。

本来、リメイク作品は失敗することが多い。
興行収入の面もあるし、内容自体をいじくり過ぎたり、前監督の意向を理解せずに『自分テイスト』を出したくて失敗する作品がよく見られる。

ただ、本作ドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)に関しては、全くその心配はない。

監督はザック・スナイダー。
CMディレクターが本業であり、長編映画は今回のドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)が初めてという。とてもそうは思えないクオリティに仕上がっている。

元となる作品と異なるのは“ゾンビが走る”ということ。
昔のゾンビ映画は、スピードは無く、人間が本気で走れば逃げ仰せることが出来た。
ただし、圧倒的なゾンビの数と圧力によって次第に追い込まれるという事がほとんどだった。「バタリアン」に出てくるタールマンなどは良い例だろう。


ヒューマニズムの描き方について言えば、「28日後」「28週後」には及ばない。
もちろん描写はあるが、どちらに主眼をおいているか?の違いだと思われる。

28日後」「28週後」の二作は、細菌のおかげで狂ってしまった人間に支配される
イギリスを舞台としながら、本質は「生きている人間の業」

だが、ドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)は、ある意味正当なゾンビ映画と言える。

生きている人間の業は抑えめであり、結局の所「リビングデッドの恐さ」を全面に押し出している。

どちらが良い悪いと言う事ではなく、最終的に何を観客に残すつもりなのか?
という作品の意図の問題であろう。

そういった意味では、十分に恐怖が残るのはドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead)の方だろう。

ドキドキ感や、目を覆いたくなる恐ろしさでは「28日後」「28週後」を超えている。

そして、特筆すべきはエンディング。

Happy End or Bad End、そういった大別の話ではなく、映像作家としての美学が詰まっている。

クリエイティブ系の仕事を志していたり、既に従事している人、そしてもちろん「28日後」「28週後」の時にも書いたが、恐怖映画を愛する人たちも必見の作品だ。
author:shoewatch, category:映画, 13:49
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